子宮内膜 薄い 6.5mmの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
今まで人工授精7回、体外受精3回やっても赤ちゃんが授からないため漢方で体質を変えていきたいと来店されました。体が疲れやすく冷え高温期になると胸の張りが酷い様です。また子宮内膜の厚さが6.5mmほどしかないため着床が難しく排卵に3週間ほどかかるとの事でした。病院ではエストラーナ・ルトラール・ノアルテン・ソフィアAを処方されているそうです。
ホルモン検査
FSH 6.9
LH 4.3
PRL 23.8
ホルモン検査(高温期)
E2 232.8
P10.18
33歳 女性
中国医学的には『気血両虚』『陽虚血瘀』の状態と考えられます。そのため体力や『血』を補っていく漢方、体を温めていく漢方などをお渡ししました。1か月ほどして体の疲れもとれ、体調が良いという報告を受けました。高温期の胸の張りが酷かった状態も無くなってきたそうです。
2か月目に内膜が9.4mmまで厚くなっていたので受精卵を戻すと「陽性反応が出ました」という報告を受けました。体調が良い状態が続いており、ホルモン検査をしても問題ないと言われているそうです。
『こんなにすぐに赤ちゃんが授かると思っていなかった』と大変喜ばれております。妊娠中にも飲める漢方をお渡しさせて頂いております。
中国医学では婦人科の悩みと『血』には深い関係があるといわれ、女性にとって大事な『血』をしっかり整える漢方が必要だと考えられます。また食事では緑黄色野菜(ニンジン・カボチャ・ホウレンソウ・ピーマンなど)、小魚類をシッカリ摂っていく必要があります。
一般に子宮内膜はできれば10mm以上あると理想で、病院によっては8mmほどあれば体外受精を試みるところもありますが、うまく行きにくい事が多いと思います。子宮内膜が10mm以下の場合は焦って受精卵を戻さず、次の周期まで待ってみてもいいかもしれません。
色々試してうまく行かない方は是非、ご相談下さいね。
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